こんにちは、MICHIです。
冬になると
軒先に柿が吊るされているのを
見かけますね。
場所によっては
鳥が来て食べられたり
カビが生えたりして
なかなか「つるし柿」も
作るのが大変なのです。
ありがたいことに
実家の方から完成した
「つるし柿」が届きます。
毎年のことで何気なく食べていたのですが
今回は「つるし柿」について調べてみました。
1.「つるし柿」と「あんぽ柿」の違い
冒頭の写真は、紐で渋柿を結んで、つるしたものです。
なので、これは「つるし柿」といいます。
干したばかりで
これから日が経つにつれて
色が茶色に変わって
小さくなります。
実家から届くのはこんな感じです
同じつるし柿ですが
こちらは親戚の方の作ったものです。
オレンジ色の「あんぽ柿」です。
市販されているもの
うちでは
”アンポンタンのつるし柿”などと
言っているのを聞いて育ったので、
ずっとどちらも同じなのかと思っていました。
しかし
「あんぽ柿」は
渋柿を硫黄で燻蒸（くんじょう）した干し柿のこと
製法が全然違っていたようです。
2.「あんぽ柿」の由来
「あんぽ柿」って名前おもしろいですよね。
こういうのを知りたい人は他にもたくさんいらっしゃるようです。
crd.ndl.go.jp
3.干し柿の効能
柿を干すことで水分が減少して
甘味がでてギュッと濃縮されます。
生の柿だと、柔らかくなってしまい日持ちしませんが
干し柿なら保存食にもなります。
柿には、ビタミンCやカロテンが多く含まれているので
肌にもよく、風邪予防にもなります。
柿に含まれるタンニンが、アルコールを分解する作用を持つので
二日酔いにもいいですよ。
糖分が多いので一日１個で十分だと思います。
4.干し柿の手に入れ方
もしかしたらあまり馴染みがない方もいるかもしれません。
実家の方は、献上される、会津見知らず柿の産地なので、
昔から当たり前のように食べていました。
あんぽ柿の産地は
東北だと福島県伊達市や宮城県丸森町
などが有名です。
「あんぽ柿」は市販されていて、Amazonなどでも扱っていますよ。
あとは、産地の道の駅やSA、JAなどにありますので、
足を運んでみてはいかがでしょうか。
5.まとめ
つるし柿は、家によって個性が出るなあと思います。
昔ながらの伝統保存食なのでこうした文化は残って欲しいです.
おいしく食べて風邪予防してくださいね。
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干し柿関連の本もありますよ。
