こんにちは、MICHIです。
コロナの影響で、食品まで買い占めするニュースがありました。
仙台でも、週末は外出自粛要請・新型コロナウイルス拡散防止のため
駅前の大型店舗が臨時休業するようになり、先週末に引き続き、今週末も休業が決まっています。
外出できないストレス
今後の世の中への不安
危機的状況の中で、家にいる時間が長くなると、
とりあえず何かを口にしたくなるのは仕方がないことかもしれません。
震災当時も、水は給水車までもらいに行き、
電気も都市ガスもまだ通らなかった時期
我が家では、プロパンガスだったので、圧力鍋で玄米を炊いて、”おにぎり
”を作ったのですが、お腹が空いているわけではないのに、
食べられるときに食べておこう
という、飢えをしのぐための本能みたいなものが出るのでしょうか。
家でご飯を炊けたおかげで、避難所や配給には行きませんでした。
玄米はとぐ(洗う)ことをしなくても、白米のように濁らないので
便利でした。
あとは、甘いものが欲しくなって、たまたま見つけた”さつまいも”を買っ
て、蒸して食べました。
なかなか甘いお菓子というのは、手に入りませんでした。
今回の外出自粛では、
家にいて動かないのに、ついつい食べ過ぎて太ったという話を聞きます。
そこで、今回は”一汁一菜”といった、粗食をおすすめしたいと思います。
一汁一菜おすすめの本
一汁一菜でよいという提案 土井善晴/著
テレビ「きょうの料理」の土井先生です。
気さくで穏やかな語り方で、観ていて和むようなそんな先生の本です。
単なる一汁一菜の提案だけではありません。
大きくいうと、日本人としての生き方
思想や哲学の部分までが書かれています。
日本人の伝統的な和食や暮らしを大事にしてほしいこと。
素材を活かすためにシンプルに料理すること。
和食は五感を働かせて味わうこと。
レストランと家庭料理の違い。
おもしろいのは、
家庭料理はおいしくなくていい
一口食べただけで、おいしい!というものではなく
素朴で地味だから、いちいち口に出さなくても
普通においしいのが、家庭料理ということ。
一汁一菜のスタイル
ごはんに味噌汁じゃないと、一汁一菜と言わないのではないか?と思いますが
別に、パンに味噌汁でもいいし
洋食でも中華でもいいということで、ストイックさはありません。
ただ、
味噌汁は”日本人の健康の要(かなめ)”なので飲むようにしているそうです。
お年寄りの方が自由で、平気で味噌汁にトーストを入れたり牛乳を入れたり、ごはんに牛乳をかけたりしています。
というところで、思い出したのですが、
私もまだ幼稚園の頃でしょうか、今から40年も昔の話ですけど、
母とのお昼ご飯で、ジャガイモのみそ汁に牛乳を入れたのが出てきました。
意外とおいしかった気もします。
小学生の頃は、
「朝はごはんに味噌汁!ごはん食べないと力がつかない!」と言って譲らない
父でしたが、
私は、食パンが食べたくて、たまに朝はパンにしてもらうこともありましたが
牛乳ではなく、味噌汁でした。
なんだこの組み合わせ・・・
子どもながらに違和感を感じ、文句を言いながら飲んでいた覚えがあります。
現在80を過ぎた父は、たまにパンが食べたくなるといって自分で買ってきて、
お昼ごはんにしたり、おやつに食べるようです。
自分で作った味噌汁には、牛乳を入れる気にはなれないですね。
一汁一菜でいいんですよ、食事作りに頭を悩まさずに、もっとラクになって。
ということなんですが、
ごはんに具だくさんの味噌汁だけって
きっと自分はよくても、おかずを何品も並べてきたうちでは
肉はないの?
おかずないじゃない!
って言われてしまうでしょうね。
家族には、今まで通りおかずまで作って、
自分が一人の時は、一汁一菜でいいなっていうところからでも
いいと思います。
長生きしたけりゃ肉は食べるな 若杉友子/著
なんという衝撃的なタイトルなんでしょう。
肉が好きな人は手にとらないと思います!
カンタンにいうと、
玄米菜食(食養)を実践していると、病気にならないでいられる
ということです。
肉は体を酸性にして、血液を汚すので食べない方がいいことを知ります。
最終章の9章に
一汁一菜で病氣知らずの身体になる!
ご主人のがんを食事を一汁一菜にして治したことも書かれています。
手作りの食材による一汁一菜は、日本のご先祖様が残してくれた食事法。
実践したら体が変わり、人生がごろっと変わること請け合いです。
レシピは書かれていません。
でも、本当に体のためになる食事は
お金がかからないことが書かれています。
健康になるためには?
病気はどうしたら治るのか?
食と体の関係についてわかりやすく書かれている本です。
食養を実践すると、身体の毒素が排出される
曲がった腰が伸びたおばあちゃん
白髪が黒髪に大変身!
体温が上がり、性格も明るくなった!
こんな話も載っていますよ。
まとめ
【一汁一菜をすすめている本のおすすめ 土井善晴著・若杉友子著2冊】はいかがでしたか?
毎日の食生活をガラリと変えることはなかなか難しいかもしれません。
コンビニ食やインスタントはよくないなあと思いながらも、時間がないからムリだと決めつけていませんか?
コンビニでも、お弁当やおにぎりではなく、食材も置いてあります。
ご飯を炊くこと。
味噌汁を作ること。
この二つならできそう・・・
お昼は、ご飯を炊いておにぎりを作って持っていく。
そういうできそうなことから始めてみるのがいいですね。