MICHIのおいしいナチュラルライフ

食で体質改善し、野菜ソムリエを10年してきたMICHIが、おいしいもの・ナチュラルなものを紹介するブログ

【冬においしい大根の乾物 宮城・丸森「へそ大根」のかんたん煮物レシピ】

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こんにちは、MICHIです。

これはなんでしょう?
みたことがありますか?

もしかすると、ちょうどテレビで放送されていたので
ご覧になった方がいらっしゃるかもしれません。

これは、「へそ大根」と呼ばれる大根の乾物で
主に、宮城県の丸森町で作られています。

初秋に収穫した大根を輪切りにして、茹でて真ん中に刺します。

※2020/1/11放送 満天☆青空レストラン より

軒先などで乾燥させると、こんな形になります。

大体、12月から1月にかけてこの作業を行います。
2月頃には、乾燥するようです。

切り干し大根は細いのですぐ乾燥しますが
輪切りなので、日数がかかりますね。

穴の開いたところが、「へそ」のように見えるところから
名付けられました。

食べてみたいけど、どうやって食べたらいいの?という方のために
かんたんな煮物レシピをご紹介します。

へそ大根の煮物レシピ

1.「へそ大根」をひたひたの水で一晩戻します。


一晩戻すとこんなふうに、ふんわりとした感じになります。

冬の時期だと、水が冷たいので、長めにおいた方がいいでしょう。
一人2個くらいとして、二人分だと4個、四人分なら8個。

2.鍋に、にんじんの乱切りしたもの、さつま揚げ、1の煮汁ごと入れて中火にかけます。

 火が通ったら、醤油などを加え、再び弱火でコトコト煮ます。
 
※乾物を戻したあとは、一般的な煮物を作る時と、変わりません。

大根の戻し汁は、甘味があるので、ダシとしてそのまま使いましたが
甘さが気になる場合は、一般的なダシにしてかまいません。

3.火を止めて、出来上がり。

 
 そのまま出来立てアツアツをいただきます。
 煮物は出来立てよりも、冷めてからの方が味が染み込みます。
 

4.感想

一晩戻すというと手間がかかりそうに思えますが
実際は、前日に水を加えてそのままおいておけばいいですから、カンタンなんです。

乾物なので、カタいんじゃない?ってイメージがありますが
とろけるような、柔らかな食感です。
甘味も栄養もギュッと濃縮されているので
生の大根を茹でたものとは味が違います。

「道の駅やしまや」から購入したものですが
丸森町近郊の産直販売のお店でも手に入ります。

ネットでは、「蔵王町のへそ大根」になりますが、販売しています。

蔵王へそ大根(乾燥野菜)50g / 国産 無農薬 無添加 無着色